我が家を建ててから十数年経過し、シャワーを止めても水が垂れてくるのが気になってきたので、対応を行いました。
シャワー水垂れ対策①
シャワーから水が垂れるようになってきました。10年以上経過しているので、仕方ないとは思いますが、気になってきたので、対応を行うことにしました。
まず、水垂れの原因の究明です。最初、シャワーヘッドを疑いましたが、別のシャワーヘッドにしても水が垂れてくるので、ここではなさそうです。
となると、シャワーホースのシャワーヘッド側でないところ。我が家の場合、調圧弁があるところです。そういえば、調圧弁の小さい穴から水が出ているのを見たことがある、という家族の証言もあるので、ここがあやしいですね。
取り外して状況を観察することにします。
まず、水の元栓を閉めた後、シャワーホースをスパナで取り外していきます。
さて、取り外した段階で、調圧弁内部のパッキンのところを触ってみると、指に真っ黒な物質が付着します。ゴムが劣化しているようです。もうほぼ決まりですね。
調圧弁の型番を調べてみるとTHJ6のようですが、後継としてTHJ6Rという品番が安く出ています。そこで、こちらを購入することにしました。
なお、パッキン交換だけでいけたかもしれませんが、この時は思い至らず。ちょっと悔しい。。
さて、手順です。ホースから調圧弁を取り外します。
古い方(THJ6)が上側で、新しい方(THJ6R)が下側です。比較すると、新しく購入したものは小ぶりになっていました。また、スパナをかけられる部分が増えています。これは、作業がしやすくなってありがたいです。
購入した調圧弁を取り付けて、シャワーホースを戻して完成。比較すると、見た目少しスマートになった気が・・
水を流してみると、シャワー水垂れが止まりました! と、言いたいところですが、水垂れの量は減りましたが、しばらく観察しているとホースを伝って、水が数滴垂れます。
まだ、どこかに問題がありそう、というわけで継続して対策実施です。
シャワーの水垂れ対策②
我が家のシャワー構成は、シャワーヘッド、水量調整ハンドル、シャワーホースとなっています。
シャワーヘッドが問題無ければ、水量調整ハンドルのところしかありえません。
しかし、この水量調整ハンドルがツルッとしていて、取りにくい。しっかり水気を取って、傷がつかないようにボロキレで巻いて、プライヤーで無理やり回しました。
取り外した後に、ホースのUパッキンを触ってみると、指に黒い物質が付きます。ここのパッキンもダメですね。というわけで、シャワーホースのパッキンを交換しようと思いましたが、TOTOの品番がわかりません。
仕方ないので、KVKのものを購入して取り替えてみることにしました。
上側が新規購入したKVK。下側がこれまで付いていたものです。比較すると、ずいぶん大きさが違います。KVKの方が大きいです。
ちょっと無理かなーと思いながら交換して、水量調整ハンドルとシャワーヘッドを組み付け、水を流すと、ホースを伝う水垂れは無くなりました。
しかし、シャワーヘッドとホースの回転が悪くなってしまっています。手で強く回せば回りますが、以前ほどスムーズには動きません。
やはり、シャワーハンドルとの相性があるので、純正でないとダメなのかもしれません。仕方ないので、気休めのシリコンスプレーをUパッキンに吹きかけて、少し滑りをよくして一旦終了です。
釈然としないので、色々調べてシャワーホースの品番は、THY478系ではないかと推測しているのですが、現段階で、Uパッキンの品番がわかりません。
まあ、ホースを交換してくれ、ということなのかもしれませんが。