Duora10にべたぼれでしたが、先日YONEX新製品のナノフレア800を借りて、試打させてもらったところ、これまでに味わったことのない振り抜きと打球感だったため、D払いの20%ポイントupのタイミングで購入してしまいました。
経緯
DUORA10で2年以上、バドミントンを楽しんでいましたが、先日YONEXから新しく発売されたナノフレア800の4UG5を知り合いから借りて、基礎打ちをしてみました。
すると、4UG5ということもあるのでしょうが、振り抜きの軽快さがDUORA10とは全く異なりました。振った時の抵抗感が無く、極端に言うと振った時の空気音がしない感じです。
また、これまで、私が使用したことのある4Uの軽量ラケットは、軽すぎて打ち応えがないか、極端に硬いもの（アーマーテック900等）でしたが、ナノフレア800は、マイルドでありながら、それなりの打ち応えもあるという不思議な手応えのラケットでした。
スイングバランスは、YONEXのチャートではヘッドライト気味となっていますが、打った感じとしてはイーブンくらいの感じで、私の好みにも合致している感じ。
そこで、しばらく、ラケットを新調していなかったこともあり、購入してしまいました。
レビュー
購入したのは、4UG5です。3Uにしようか悩みましたが、振り抜きの軽快さが忘れられず、4Uにチャレンジです。
4Uなのに、28ポンドまでガットのテンションを上げられます。まずは、様子見で26ポンドで張り上げることにしました。
フレームとしては、コンパクトフレームなので、DUORA10と比較すると、若干小さいです。（下側がナノフレア800です）。
グリップエンドをDuora10と合わせた状態で比較してみました。シャフトがロング仕様になっています。（左側がナノフレア800です）。
さて、外観はここまでで、実際の使用感ですが、簡潔に言うと、振り抜き良し、弾き良しです。
基本練習で、しっかり前方でシャトルをとらえる限り、文句はありません。
レシーブは軽量ラケットの利点と振り抜きの良さから来る、取り回しの良さを活かせます。また、ドライブ、プッシュもショットの質が上がり、スマッシュはしっかり沈めることができます。
基本練習では、です。。。
実際の試合で使用すると、レシーブは楽なのですが、攻撃の方は少しでも遅れると、ショットが思うところに飛ばせません。これまで、コンパクトフレームのアークセイバーZスラッシュも使用してきましたが、あれは、センタースポット自体は通常の広さですし、少しタイミングがずれても、そこそこ狙い通りのショットを打てたのですが、ナノフレア800は、ずっとシビアです。
しっかりスイングスピードを上げた状態で、センタースポットに当てれば、いいショットが行きますが、ずれると全然ダメで、誤魔化しがききません。
ちなみに、私のバドミントンのレベルは、学生時代から続けていることもあり、地方都市の草大会くらいならば上位争いに絡めますが、このラケットは、何試合もやった後、ぎりぎりの試合で使いこなせるのでしょうか？
ナノフレア800、私程度の腕前では扱えない、相当のじゃじゃ馬かもしれません。
逆に、使いこなせれば、自分のレベルが上がるかもしれません。
なかなかやる気を誘うラケットで、しばらく楽しめそうです。