以前の記事で、夏のマイニングは夜限定にして、涼しくなってから頑張ると書きました。
涼しくなってきたので、本格的にマイニングを開始しようと思いましたが、その前に、現状マイニングでどれだけ利益が出ているのか試算してみることにしました。
マイニング試算
現在の私のマイニング機の構成は、1080Ti 1枚と1080 2枚で行なっています。ビットコインのdifficultyが上がっていることもあり、現状NiceHashを使用して0.00025BTC/dayくらいです。
これで、ざっくり試算してみると、
1日当たりマイニング量[btc] | 0.00025 |
1btcの金額[円] | 600,000 |
1日当たりマイニング取得金額[円] | 150 |
150円/日とマイニング取得金額は、かなり低くなっています。
では、電気代がどれくらいかというと、電化上手という昔のプランを使用している我が家の場合、314円/日。
朝晩 | 昼(夏料金) | 夜 | 計 | |
電気料金[kWh] | 26.01 | 38.72 | 12.25 | |
マイニング使用電気量[Wh] | 500 | 500 | 560 | |
1日当たり電気代[円] | 104.04 | 154.88 | 54.88 | 313.8 |
大幅な赤字です。仮に、BTCが現在の2倍になっても、まだ少し赤字。夏の間に行なっていた夜間だけのマイニングでも実は赤字でした。
以前、試算した時と比較すると、マイニングの取れ高が全く違っています。2018年2月の時点だと1080Ti1枚で0.000367BTC/日です。
私の経験から、1080が2枚で1080Tiのおおよそ1.5倍のマイニング能力ということを含めて計算すると、8ヶ月で1/3〜1/4のマイニング能力になってしまっています。
仮想通貨の世界はこれからだと思っていますが、difficultyが更に上がり、マイニング量が更に減っていくなかでは、つらい戦いとなるのが、容易に想像できます。
マイニング機を組み立てて、色々な通貨をマイニングするのは楽しいのですが、ジリ貧ですね。うーん、撤退も視野に入れて考えた方がいいかも。
私のような個人でやっている場合は、撤退しても少額の損失ですが、事業として行なっているところは苦しいでしょうね。
お小遣いでやっているため、少額でも精神的ダメージは大きいですけれども、冷静になって考えてみようと思います。