Amazon primeやディズニープラスをChromecast経由でテレビで見ていましたが、更に大画面で見たくなり、プロジェクタで見ることにしましたが、なかなか一筋縄ではいきませんでした。
我が家のホームシアターシステム
我が家のホームシアターの基本システムは約12年ほど前に構築したものですが、アンプ(ONKYO TX-NA905)を中心にしており、ブルーレイ兼ハードディスクレコーダーからHDMIでアンプに入力し、テレビかプロジェクター(SONY VPL-VW60)に出力する形を取っています。
アンプからプロジェクターは天井裏を通して10mほどのHDMIメタル配線をしてありますが、ブルーレイからの入力は問題なく見られており、古いシステム、機材ですが画質にも特に不満無く楽しんでおります。
これまでは、Chromecastを直接テレビに繋いでいたのですが、やはり映画は大画面で見たいということで、Chromecastをアンプに繋いでプロジェクターに出力することにしました。
問題と対策
所有するアンプは古いとはいえ、当時それなりのお値段であったこともあり、HDMI入力は4端子あり、Chromecastを入力するのは問題ありません。しかし、入力端子は裏にあるので、抜き差しはしにくいです。Chromecastは、他でも使う可能性があるので、差しっぱなしにはしたくない。
というわけで、HDMIの中継アダプターを用いて、HDMIの線を引き出して、抜き差ししやすいようにしました。
ELECOM HDMI中継アダプタ AD-HDAAS01BK
しかし、ここで問題発生。Chromecastを稼働しても、プロジェクターの画面が安定しない。映ったり映らなかったりの状態となってしまいました。引き出し線を使用したのが悪いのかと、Chromecastをアンプに直接繋いでも同様の現象。しかし、プロジェクターに直接Chromecastを繋げれば、画面は問題なく映る。但し、当然音声は聞こえない。
どうやらHDMI10mメタル配線ですが、信号が減衰してしまっているようです。
ダメ元で下のような延長アダプターを、各接続ポイントに入れてみるが、逆に悪くなる始末。
これは、システム機材入れ替えを行わないとダメかなと思っていましたが、Amazonを見ていると、昨今はHDMIを光信号にして送るケーブルがあるとのこと。理屈から言えば、光信号にして送れば減衰は無いはず。しかも、お値段は中国製ならば、メタルケーブルと比較するとそれほど高くない(私が購入したもので約6000円)、ということで、10mHDMI光ケーブルを購入して、配線してみました。
すると、しっかりChromecastの映像がプロジェクターで映りました。
やはり、HDMI信号が減衰していたようです。
13年前には無かった製品で、安く10mHDMI配線ができるようになった。技術の進歩を感じました。
ちなみに数多あるHDMI光ケーブルから選択し、私が購入したのはこちらです。
決め手は3年保証です。ケーブルの品質もありますが、電気↔光の変換回路がポイントになると思ったので、そこの耐久性を考慮したためです。実物はしっかりした梱包もされており、非常に好印象を受けました。
ただ、使用しているとソケットの部分は相当の温度になるので、やはり耐久性は心配。そこはしばらく使用して判断します。
なお、配線時の注意点として、これらのHDMI光ケーブルは方向性があるので、配線時は注意した方がいいです。
最後に
無事、Chromecastをプロジェクターで見られるようになり楽しみが広がりました。
AV関連は相性問題もあるので、ある人が大丈夫だったから、自分も大丈夫とは言い切れませんが、長距離HDMIケーブルは、メタルより光の方がいいと思いますね。