我が家の網戸の一部は、はめ込み式の網戸になっていますが、年末大掃除の時に部品が壊れて、網戸をはめ込むことができなくなってしまいました。
壊れた部品だけ購入しようと思いましたが、細かすぎて売っていないようです。
かといって、網戸1枚を買い替えるとなかなかいいお値段になってしまいます。
部品の構造を見ると3Dプリンターで作れそうなのでチャレンジしてみました。
トステムの固定網戸部品印刷
我が家の網戸は、トステムのはめ込み式の固定網戸です。大掃除の時に窓掃除のために取り外すのですが、バネで押し付けるタイプで、通常ですとこのような形になっている状態です。
それに対して、部品が壊れてバネが取れてしまいました。
壊れた部品を見ると、3Dプリンターで作れそうなので、寸法を測定しながら作成してみました。
何度か試行錯誤を繰り返して作った部品がこちらです。壊れた部品が左側。正常な部品が中央。そして3Dプリンターで印刷した部品が右側です。
完成して、しっかりはめ込むことができるようになりました。色は、ちょうどよい色が無かったので赤色ですが、目立たない部分なので気にしません。
ポイントは、全く同じように作らずに、何故この形になっているのか、機能だけを考慮することですかね。完全コピーを考えると、色々設計が面倒なので。
念のため、来年以降分もたくさん印刷しておきました。これでいくら壊れても大丈夫です。
家族からもお褒めの言葉をいただき、3Dプリンターの価値を認めてもらうことができました。
最後に
最近、あちこち修理する関連の記事が多くなってきました。
やはり十数年経過すると、色々ダメになってきます。特に樹脂関連は劣化が顕著です。
今後も3Dプリンター活躍する機会は多そうです。