印刷ステージにマスキングテープを貼り付けることにしました。
ところが、PLAは問題ないのですが、ABSが上手く印刷できません。
1層目から密着しないので、Z軸の調整がうまくいってないと感じたので、Z軸調整を行なって見ました。
Z軸調整のやり方
MP select miniのZ軸調整のやり方ですが、ステージの4隅にネジがあるので、付属の6角レンチで回してステージの高さを調整します。
まずは、
Move→Home
として、原点の位置までホットエンドを持ってきます。
ノズルとステージの間に紙を通して、その通り具合によって、ステージ上のネジを調整します。
ステージとホットエンドを手動で動かして、4隅で調整します。
ノズルとステージ間の距離ですが、名刺の厚さ程度など、機械に応じて、人それぞれの判断基準があるようですが、MP select miniについての私の判断は、通常のA4コピー用紙で、少し引っかかるくらいの感じが良かったです。
それよりも、隙間が大きいと、1層目が不安定になるように感じました。
ABS印刷について
Z軸調整を行なった結果、1層目の密着性は問題なくなったのですが、しばらくたつと徐々にマスキングテープがステージから浮かんできてくることが確認されました。
そして、印刷物に反りが発生してきてしまいました。
ベッド温度は80℃です。
3Mのマスキングテープでは、80℃まで温度を上げると、ステージとの粘着力が不足してしまうようです。
うーん、専用のプラットフォームシートを導入しないとダメでしょうか?
3M 3Dプリンタープラットフォームシート(3枚入) ABS/PLA対応 3099AB
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3M(スリーエム) 2016-10-04
それとも、カプトンテープにするか。
ABS印刷は、トライ&エラーですねー。