MP select mini Z軸調整

3Dプリンター本体

印刷ステージにマスキングテープを貼り付けることにしました。

ところが、PLAは問題ないのですが、ABSが上手く印刷できません。

1層目から密着しないので、Z軸の調整がうまくいってないと感じたので、Z軸調整を行なって見ました。

Z軸調整のやり方

MP select miniのZ軸調整のやり方ですが、ステージの4隅にネジがあるので、付属の6角レンチで回してステージの高さを調整します。

まずは、

Move→Home

として、原点の位置までホットエンドを持ってきます。

ノズルとステージの間に紙を通して、その通り具合によって、ステージ上のネジを調整します。

ステージとホットエンドを手動で動かして、4隅で調整します。

ノズルとステージ間の距離ですが、名刺の厚さ程度など、機械に応じて、人それぞれの判断基準があるようですが、MP select miniについての私の判断は、通常のA4コピー用紙で、少し引っかかるくらいの感じが良かったです。

それよりも、隙間が大きいと、1層目が不安定になるように感じました。

ABS印刷について

Z軸調整を行なった結果、1層目の密着性は問題なくなったのですが、しばらくたつと徐々にマスキングテープがステージから浮かんできてくることが確認されました。

そして、印刷物に反りが発生してきてしまいました。

ベッド温度は80℃です。

3Mのマスキングテープでは、80℃まで温度を上げると、ステージとの粘着力が不足してしまうようです。

うーん、専用のプラットフォームシートを導入しないとダメでしょうか?

それとも、カプトンテープにするか。

ABS印刷は、トライ&エラーですねー。