マイニングリグ作成

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ようやく仮想通貨市場も息を吹き返しつつある気配ですが、ようやくマイニングリグを作成、稼働させることができたので、記事にしたいと思います。

マイニングリグの構成

マイニングリグ作成のコンセプトは、なるべく安く作る!です。後発ということもあり、簡単に利益が出せるとは思えませんし。しかし、マイニング自体はしてもらわないといけないので、グラフィックボードは費用をかける必要があります。それ以外の部品を安くしていかなければなりません。

そのような考えの元、私が準備した構成は以下のようになります。

・マザーボード Asrock H270 PRO4
・CPU celeron G3900
・メモリー シリコンパワー DDR4-2100 4GB
・SSD Palit 120GB
・電源 玄人志向 KRPW-PT800Wと700W
・グラフィックボード 1080Tiと1080を2枚
値段を追っていただければわかると思いますが、グラフィックボード以外、ほぼ最安部材で揃えています。

マザーボードについては、PCIEx16が2つあるし、いざとなれば、5枚グラフィックボードが刺せる。型落ちで安くなっていたものを購入しました。

電源は、80PLUS Platinumで安いものを選択。一応日本製だし、3年保証まではついています。欠点は、8pinコネクタが少ないのと、ケーブルが少ないことですが、マイニングリグを拡充したくなったならば、その時に考えます。なお、2台は連動ケーブルで繋いで使用しています。

グラフィックボードについては、少し考えました。

マイニング用グラフィックボードについて

マイニングリグ作成に時間がかかったのは、私自身が納得いく値段でグラフィックボードを購入できなかったためです。

当初は、グラフィックボードの中古での売却も視野にいれて、最高性能の1080Tiを入手しました。しかし、その後値段が上がってしまい、なかなか納得のいく値段で入手見込みがたちませんでした。

そこで、次ランクの1080を考えたのですが、このランクは付属電源が8pin+6pinのものが殆どですが、中には8pinのみというものがあります。補助電源8pinですと、最高必要電力は225W(75W+150W)なので、そちらの方が電力的には有利なはず、ということで狙ってみました。

余談ですが、1080Tiのものでも補助電源8pin+8pinというのがあるので、電源とケーブルに余裕のある人以外は、事前調査が必要です。

1080のグラフィックボードですと、私が調べた限りでは、下記2種類が補助電源8pinです。
・ASUS TURBO GTX-1080-8GB
・GIGABYTE GV-N1080IX-8GP

実際に、1台ずつ購入してみましたが、双方ともにパワーリミット70%程度でしたら、私の環境では、70℃以下をしっかりキープします。ハッシュレート はASUSの方が、若干(数%)出ているので、値段が同じくらいなら今後はASUSを選ぶかな。

最後に

実際に組んでみた様子は以下になります。

あまりのスチールラックを利用して、板は別記事で書いた仕切り壁作成の余った石膏ボードと壁紙で作りました。そして、自分で印刷したマザーボードスペーサーを入れています。

あとは、取り回ししやすいように無線LAN化してみました。

立ち上げ時に悩んだ点については、別記事で書きたいと思います。