TOTO TUB40B シャワー水量低下。原因はまたもバルブでした
シャワーから出るお湯の量が急に少なくなりました。
色々対策を行い、ようやく元に戻りました。
経緯と原因追求
数日前からシャワーから出るお湯の量が少なくなってしまいました。シャワーには水量調整ダイヤルが付いているのですが、全く効かない状態です。
カランからの水量は変化していないため、シャワー部分の影響と考えられます。
そこで、ネットで検索しながら、色々対策を行いました。
シャワーホース交換
一番、最初に思いついたのがここです。パッキン交換等を行なった対応は記事としてまとめた通りですが、パッキンが適正では無かったけれど、使えているという状態で終了させたため、いよいよダメになったかと思い、シャワーホースの交換を行いました。
十数年目の交換となりましたが、プライヤーで取り外し、付け替えるだけです。
結果は、、、効果なし。残念。ここが原因ではありませんでした。
湯栓、フィルターつまり
カランの方は問題無く、シャワーのみ急に水量が低下したので、こちらの可能性は低いと思いましたが、念の為確認します。
湯栓、水栓ともに全開にしてもシャワー水量は低下したまま。念の為調圧弁も外してみましたが、効果無し。
湯栓、水栓近くのフィルター掃除+エコキュートの給水管のフィルター掃除まで行なってみましたが、効果無し。
やはり、ここが原因ではありませんでした。
バルブ交換 原因はこれでした
そうなると、残りはバルブのところがあやしくなります。以前、totoに修理に来てもらってから5年半。そんなもので壊れるのか?
バルブなので、オンオフだけなのでは?以前はシャワーから水やお湯が出なくなるというトラブルだったが、水量の減少もありうるのか?
疑問はありますが、早速みてみました。分解の仕方については、5年前ということもあり、記憶があやふやな部分もあるので、自分の記事を元にして記憶を呼び起こしていきます。
そして、シャワー部分から取り外したバルブの様子がこちら。
中間地点で破損していますが、取り外し方が悪かったせいかもしれません。しかし、マイナスドライバーでこじっただけなので、取り外し方と言われても釈然とはしませんが。
注目は末端(右端)のパッキンがすでに劣化しているところです。
問題の無いカランの方のバルブを慎重に取り外してシャワーに取り付け、カランの方に壊れたバルブを取り付けて、湯栓、水栓を開けて、バルブを押すと、なんとシャワーの水量復活!
原因はバルブということが確認されました。
なお、シャワーで使用していたバルブを付けたカランの方は、ポタポタ水垂れが発生しており、やはり不具合有り。まあ、中間部分も破損していますしね。
素直にバルブ(THF12)を購入し、修理することとしました。
その際、気になったのは、パッキンの劣化。5年半くらいでこんなになるのか?というところで、耐熱性のあるシリコングリースを塗って保護対応することにしました。購入したのは信越科学G40ーM。何回壊れても対応できるだけの量です。totoの修理の人はやってくれてたのかな?
グリースを塗って、バルブを交換し、シャワー、カランともに水量も問題なく、水垂れもなく無事使用できるようになりました。
最後に
十数年経過しており、TOTOのTUB40系のトラブルは3件。これが他メーカー、若しくは他品番と比較して多いかどうかはわかりませんが、この品番については、バルブのところが弱点というところは間違いなさそうです。
自分で対応できているからいいですが、ダメならその度にTOTOのサービスに依頼して数万円の修理費を払わないといけないのは、痛いですね。
特に今回は、TOTOサービスに修理対応してもらったところが、5年半でダメになったという結果だった、ということは覚えておきたいと思います。
THF12ですが、以前購入した時よりも値上がりしていました。
またダメになるのは容易に推測されるので、我が家は予備でストックを持っておくことにします。
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