バドミントン ガットのテンション測定アプリ

バドミントン

以前の記事でDuora10にベタ惚れと書きましたが、ヒマラヤの安売りの時に、ついついもう一本購入してしまい、2本体制になりました。

私は、自分でガットを張っているのですが、設定通り張れているか、気にはなっていたため、スマホのアプリで、ガットのテンションを測定できるアプリがあることを知り、試してみました。

バドミントンのガット張りについて

長いこと、自分でガットを張っています。お店に頼みたいところはあるのですが、依頼しに行ったり、取りに行く時間がなかなか取れなかったり、緊急で必要になった時に対応できない(あるあるだと思いますが、試合の前の練習でガット切れたり)などの理由から、自分でガット張りをするようになりました。

手張りでは、テンション高く張るのは難しいので、台湾メーカーEagnasの分銅式ガット張り機を購入し、使用しています。Eagnas社の製品は賛否両論あるみたいですが、このようなマイナーな製品をお安く供給してくれるのですから、私はありがたいと思いますね。

私は、当時、バネ式や電気式では公正が大変そうだと思い、分銅式を購入しました。機種名はFlex160、まだメーカーHPに載っていますね。単純なだけに壊れにくく2009年に購入して、2018年時点で、不具合は出ていませんし、ラケットも折ったことありません。当時30000円以下で購入し、50本以上は張ったと思うので、元は取ったと思います。

ガット張りについてはそのような状況ですが、Duora10にガット(KizunaのZ66)を26ポンドで張り上げて、アプリで測定を行ってみました。

Stringer

アプリはAndroidの無料アプリStringerを使用してみました。バドミントン用とわざわざ記載してあるところに惹かれました。

仕組みは、ガットを弾いた音の周波数からテンションを計測する仕組みです。よく考えましたね。

起動するとメールや名前、パスワードなどを登録要望されます。

これらの情報必要なのか?とここで、このアプリに対する警戒感が出てきましたが、測定は行ってみたいので、仕方なく重要でないメールアドレスで設定しました。

あとは、ラケットの種類とガットの種類、張ってからの時間などを入力します。ラケットはDuora10を、ガットはさすがにKizunaは無かったので、YONEX BG66を選んで測定開始です。

何回かガットをラケットで叩くと、数値が100%になり、測定ポンド数が出ます。

結果はなんと!、26ポンドで張ったはずが17.9ポンド。いくらなんでも違いすぎませんかね。

1ヶ月くらい前に同じ26ポンドで張ったものも測定してみたところ16.4ポンドと、相対的には数値を反映している気配はあります。しかし、これだけカンカン音がしているのに20ポンド以下は無いと思うので、私の使用環境ではこのアプリは当てにならない、という結論です。

ひょっとしたら、ガットの種類毎に音が違っていて、補正をかけていたりするのかもしれないので、ラケットとガットをきちんと選べば、正しい値が表示されるのかもしれませんが、現状の100mロールガットに加えて、新たにガットを購入してまで検証する気がないので、このアプリの検証はここで終了です。

ポンド数を測定しても、何か意味があるわけでも無いし、と自分に言い聞かせていますが、ちょっと残念。気が変わって、違うアプリを検証したら、また記事にしたいと思います。