さらば、グレゴリー アルピニスト35。そしてようこそニューザック!

スキー, 登山

長年、登山に山スキーにと愛用してきたグレゴリーのザック、アルピニスト35ですが、中のコーティングが剥がれてザック内に入れたものにまとわりつくようになってしまいました。

そこで、ザックを新調することにしました。

経緯

私の持っているザックとして、日帰りのメイン使用としてグレゴリー アルピニスト35。

テント伯使用としてカリマー リンクス65を使用しています。

双方ともにかなり年季が入っておりますが、アルピニスト35は、中の白いコーティングが剥がれて、ザック内のものにまとわりつくようになってしまい、特に衣類につくと取れなくてひどく苦労するようになってしまいました。

このザックについては、今と比較して円高の時にお安く購入できたのはいいのですが、妙高火打山へ山スキーに行った際に、いきなりショルダーハーネスが根本から切れて、泣く泣く途中撤退した記憶が思い出されます。

普通、こんなところから切れないだろうと、メーカーに問い合わせをしたところ、チェック不足の不具合品でしたということですぐ新品交換をしてもらったのはありがたかったのですが、これまで信用していたグレゴリーというメーカーに一抹の不安感を抱くようにもなりました。

ザック自体としては、軽くてシンプルな作りで使い勝手は非常によく、一年中活躍してくれたザックですが、コーティングが剥がれてしまっては寿命とあきらめざるをえません。

そんなわけで、リュックを新調しようとネットで散策をすることとしました。

オスプレー ケストレル48

さて、ザックを選ぶに当たって何を重視するかですが、この当時は特に拘りはなかったので、自分の納得いく値段でというところで調べていくと、なんとオスプレーのケストラル48がポイントを加味すると1万円以下で売っているところを見つけてしまいました。

オスプレーというメーカー自体は、過去セレス38というザックを使用しており、山ボードだったころには重宝していたのですが、山スキー用として使用すると、スキー板をくくりつけた時のバランスが非常に悪く、歩きにくかったのがあまりいい思い出がありません。

しかし、ザック自体の作りは良く、いまだに私以外のものが使用することのあるザックです。

ちょっと容量が大きいよなーとか、本物か?などと悩みましたが、しっかりしたお店のようですし、軽量リュックなので、大は小を兼ねるというところで、速攻で購入して、無事製品到着です。

当然本物のようですし、軽いし、背負い心地も問題ないというところで、いい買い物をしたとご機嫌でした。

が、早速近場の山スキーでデビューさせたところ、このザック、背中がメッシュになっていて、そこに雪が詰まってしまいます。

残雪期ならまだしも、ラッセルする厳冬期には、メッシュに雪が詰まって破けるのが目に浮かぶので、これ使用できないじゃんということに改めて気がつきました。

そうです、ケストレル48は悪くないです。そこまで考えなかった私が悪いだけです。

カリマー リッジ30

ショックは受けましたが、ケストラル48は夏場の幕営用ザックに使用することとして、山スキー用にもう一つザックを購入するしかない、と決意を新たにパソコンに向かいます。

今回、何を重視するかは、まず値段。そしてメッシュでないことの二点です。こうなったら山スキーに特化したザックを選ぼうかとも思ったのですが、大抵お値段が高い。

ということで色々見ていると、タイミングが良かったのかカリマー リッジ30が全般的にお安くなっている。ケストレル48よりは高いけれど、もらったポイントを使えば2つで2万円くらいの持ち出しで収まりそう。

ということで、早速購入。

同じメーカーであるカリマー リンクスを持っているため新鮮味はありませんし重量もそれなりにありますが、ザックとしてはしっかりしています。

早速、山スキーで使用してみたところ、板をくくりつけてもバランスもよく収納場所も多くて、使いやすい。特にウエストベルトのポケットが行動食も入るし、お気に入りです。

ただ、春スキーで使用したので、1回目からドロドロにしてしまいました。

最後に

結局、ザックの入れ替えのはずが、2つも購入してしまいました。

まあ、安く買えたからいいか、と自分を納得させていますが、ダメになる時はまた同時かな。そのころにも山に行けているといいな、などと少しセンチメンタルな気分にもなっています。