マイニング撤退します

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前回記事で、マイニングを続けるかどうか考える、と書きましたが、考えた結果マイニングから撤退することにしました。

止めるとの考えるに至った経緯と、最終的にどれくらいの損益になったのかを、試算してシメということにしておこうと思います。

マイニングから撤退しようと考えた経緯

ご存知のようにビットコインを中心した仮想通貨の価格は、下がり続けています。

1年の単位でみて、1/3以下となっています。

それに対して、difficultyは右肩上がりの上昇となっています。

取得難度が上がるにつれて、硬貨の価値が上がっていれば、投資として儲けが出るのは理解できます。

しかし、現実にはそうなっていません。

difficultyがあがり続けているということは、マイニングをやり続けている人がいるということですので、単純に、今の状況でも儲けが出ている人達がいるのか、儲けは出ないけれど止められない人がいるかになるかと思います。

前者(儲けが出ている人)については、電気代が安い地域で行なっているとか、計算効率が高い設備(専用ASICS等)を使用しているとかだと思いますが、私の場合、残念ながらこちらには当てはまりません。

マイニングをしている人達にとっては、これだけコストをかけているのだから、ビットコインは価値がある、と考えますが、世間一般の人にとっては関係ありません。となると、仮想通貨の利便性が認められ、価値は今後上がっていく(と私は思っています)にしろ、まだその時期は遠いと思われます。

となると、私の場合購入したグラフィックボード は汎用性があるものなので、中古で値段の付くうちにやめた方がいい、との結論になりました。

損益

グラフィックボード 購入費(1080Ti、1080×2) 221,531円(ポイント含む)、売却費135,840円(ポイント含む) 計−85,691円

マイニング量 0.07710169btc 53,971円(700,000円/btc換算)

電気代 約38,000円

全損益計算−69,720円となりました。

前提としてマザーボードと電源は、次のパソコン入れ替え時に使用しますので、費用には入れません。その他ライザーボード等小物もありますが、ポイント等で相殺している部分もありますし、1000円単位の細かいところなので、計算が面倒なので省きます。また、その他コインもマイニングしていますが、それらも1000円以下の細かいところなので省きます。

試算してみると、私が思っていたよりマイナスは小さかったです。損は損ですけれどね。

仮にビットコインが3倍になれば、プラスです。

最後に

マイニングはクラウドも自分で行うのも含めて、一旦終了します。

マイニングという世界を知ることができたのは面白かったですし、パソコンでゲームをやらない私にとって、高価なグラフィックボード を触ることはこれまで無かったので、新鮮でした。

ただ、マイニングの世界に戻ってくるかと言われれば、多分やりません。

ロマンはありますけれど、パソコンを付けっ放し、というのはとてつもなくエネルギーを無駄にしている感じがしてしまいます。

自然の恵みを受けて、遊ぶ趣味を持っている私としては、エコではない感じが嫌ですね。

マイニングした仮想通貨は、しばらくホールドすることにします。