OpenSCAD
3Dプリンターの部品を公開してくれているサイトは色々ありますが、私はMP select mini用の部品が多くあるthingiverse.comを利用しています。
公開ファイルの多くはstlファイルですが、その他にscadファイルというのを公開してくれている方がいます。
scadファイルとは?
scadファイルは、オープンソースのOpenSCADというソフトのファイルです。
このソフトの特色は3Dモデルの設計をプログラミングで行えることです。
ソフト自体は、公式HPからのアドレスでダウンロードできます。
Windows、Mac、Linuxの各OSバージョンがありますので、ダウンロードしてインストールすれば、すぐ使用可能です。
OpenSCAD
繰り返しになりますが、こちらのソフトは、プログラムでモデルを設計できます。
幾何学的なようなものならば、他のグラフィティカルのソフトより、こちらの方が使いやすいかもしれません。
コマンド等はマニュアルとして公開されています。
私が、何故こちらのソフトを紹介したかというと、印刷したい部品がscadファイルを公開しているのであれば、プログラムを解析することで、自分の好きな部品寸法に変更することが可能となるためです。
一般的に公開されているstlファイルでは、寸法変更はできません。
それを簡単にできるようになるのが、ありがたいですね。
大まかな寸法変更方法
寸法変更したいファイルをOpenCADで開き、変更したい部分の寸法を変更します。
View – Hide editorにチェックが入っている場合、プログラムが見られないので、チェックを外します。
F5(Preview)を押すと、変更点を画面上に反映されます。
F6 (Render)を押すと、変更箇所がプログラム上で処理されます。
メニュー上のExports STLを選択することで、変更した数値でSTLファイルを作成できます。
その後は、通常のようにスライサーソフトでGcodeファイルに変更すればプリントできます。
以上、公開データを利用してのアレンジ方法でした。
早く、自分で自由自在にデザインできるように、勉強しないといけません。
一歩一歩進んでいかないと。
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