14年目エコキュート、エアコン入れ替えに伴うトラブル諸々

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エコキュート、エアコンとも14年経過しており、いつ故障となってもおかしくない時期になってきました。そこで、2022年9月から買い替えを検討し、ようやく工事終了となりましたが、色々紆余曲折あり、どなたかの役に立つかもしれないので記事にしておきます。

経緯

我が家を建ててから、14年経過しました。やはりあちこち見直しが必要な状況となってきていますが、昨今の半導体不足により設備がなかなか納入されないとか、各種設備が値上げをせざるをえない状況を見ると、日常生活を快適に過ごすための設備である我が家のエコキュート、エアコン等の入れ替えを検討した方がいいと思いはじめました。

状況としては、エアコンもエコキュートもまだ動くけれど、エアコンはクリーンランプがつきっぱなしだったり、水漏れもしはじめているということもあるため、壊れてからでは、検討する時間も取れないだろうと考え、いざ機種選定となりました。

なお、発端として、こどもみらい住宅支援事業という制度があり、エコキュートと同時にエアコンを購入すると、補助金が出るということを知ったことも強く背中を押してくれました。

いざ、機種選定ですが、ある程度成熟した製品市場のため、14年ぶりに各社カタログを見ても、大きく心が動くものはありません。我が家の場合はメーカーに対するこだわりもないため、コストパフォーマンスを重要視することとしました。

さて、見積もりをお願いしたところは、こどもみらい住宅支援事業者というのが、第一の選定基準で、それを満たす家電量販店数社、太陽光発電を設置してもらった地域の工務店さんに相見積もりをお願いしました。

見積もりの内容としては、460Lのエコキュートと6.3kw、2.2kwのエアコン2台です。こどもみらい住宅支援の適用は補助金50000円以上ということでしたので、エコキュートだけではなく、リビングと寝室用で最も使用頻度が高く、14年経過したエアコンも、まとめて購入することとしました。この条件でいくとこどもみらい住宅支援補助金としては67000円となるので、庶民の我が家には非常にありがたい補助金額となります。

さて、各社に現場を確認していただき、おおよその状況もお伝えした中で、我が家の場合、最終的にビックカメラさんにお願いすることにしました。

理由は色々あるのですが、家電量販店さんは、エコキュートを取り扱う部署とエアコンは別部署ということで、打ち合わせが増えたり、対応が遅かったりしたことがお断りする大きな要因となりました。工務店さんとの差は、やはりポイントですね。これがあるだけで、10%以上値引きされているのと同じ効果がありますからね。

そんなわけで、検討開始から約1ヶ月、無事11月中旬契約を行いました。我が家は、エコキュートもエアコンも日立で揃え、それぞれ納期は約1.5ヶ月となりました。納期としては思ったより短かったですが、いずれにしても現状問題なく使用できているので問題ありませんでした。

こどもみらい住宅支援事業の早期締切

ここまでは、順調だったのですが、工事予定日も近くなってきた12月中旬、ビックカメラさんから、こどもみらい住宅支援事業の締切が予想以上に早くなりそうだと連絡をいただきました。

購入時の11月時点では、まだ締切等は問題無いという見込みだったのですが、駆け込み申請が非常に多いとのこと。設備の納期がなかなか見込めず申請できなかった方達が、見込みで申請を出してきたのではないかと推測していました。

我が家の場合の選択肢は、以下3つ。

①見込みで申請を出しておく。但し、現状の駆け込み需要を考えると、受けられなくなる可能性がある

②補助金はあきらめる

③次年度予算で同様の支援事業があると思われるのでそれを待つ。但し、絶対ではなく、補助金もどうなるかはわからず、対象機種も現時点では不明

最終的に、我が家が選択したプランは③。設備自体は壊れていないので、もう少し頑張ってもらい、いくらになるかはわかりませんが、当初予定通り補助金を取得する計画としました。

その際、ビックカメラさんとも話をして、仮に今回購入した機種が対象外になった場合は、改めて機種の選び直しもokと言っていただいたことも、ありがたかったです。

結果的に、令和4年から”こどもエコすまい支援事業”という同様の支援事業が立ち上がりまし。幸い我が家の場合、購入した機種は全て補助金対象機種でした。補助金としては、当初67000円に対して71000円と少しですがアップしました。

そこで2月初旬の週末、午前エコキュート、午後エアコン設置をお願いし、エコキュートの方は無事設置が終了。ついで、エアコンの取り付けで業者さんがいらっしゃいました。

エアコン隠蔽配管について

ところが、現場を見た業者さんに開口一番、”この隠蔽配管のエアコンは建築したハウスメーカーにお願いした方がいいですよ”と言われてしまいました。

我が家の作りとして、2.2kwのエアコンはリビングに隣接する和室に設置してあり、外壁に面しているものですが、6.3kwのエアコンはリビング用として隠蔽配管で設置されているものでした。

当初、見積もりの段階でお店の人には現場確認をしてもらっているため、よくよく話を聞いてみると、この形で設置されているものは、どのような配管で設置されているかわからず、そのまま配管を使用できればいいが、そうでなければ工事費用が追加でかかる。仮に、配管が劣化していたりすると、隠蔽配管自体取り替えないといけなくて、最悪壁を壊さないといけなくなり、責任取れないのでハウスメーカーにお願いした方がいいという意見でした。

最初は、リスクを過大に伝えているのではないかとも思いましたが、言っていることは筋が通っています。しかし、我が家の場合、地域の工務店で建築をお願いしておりましたが、残念ながら撤退してしまっており、連絡先すらわかりません。

さて、どうするかと考えた時、仮に今回いちかばちかで配管の再利用を行い、隠蔽配管で設置したとしても、次回十数年後は間違いなく配管は劣化しており、使用できないことが予想されます。

となると、隠蔽配管を取りやめ、外壁に面したところにエアコン設置を移動するのがいいのではないかという考えにいたりました。この考えを、家族、業者さんに話して、意見を求めたところ異論無しという結果となりました。

但し、問題は、電気配線です。6.3kwと大きいため200Vの配線が必要なのですが、外壁に面したところには来ていません。露出配線なら業者さんが行ってくれるとのことですが、2mm3芯のコードをリビングに露出させておきたくはないので、自分で行うことにしました。電気工事士2級の資格を活かすチャンスです。

というわけで、業者さんには申し訳ないのですが、今回の工事は見送り、配線終了後再度お願いすることとしました。

なお、最初に現場確認していただいた家電量販店の方に、経緯を話し、見立てを聞いたところ、1回目10数年程度では、配管の劣化はこれまでの経験からほぼ無いので、問題無いと判断した。取り付け業者さんは、リスクを大袈裟に言っているのではないか?ただ、次回は配管が劣化しているため、私としても2回目の隠蔽配管工事は進めない、というご意見でした。

さて、次回は200V配線移設を記事にしたいと思います。

 

 

 

 

 

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Posted by ウィラ