3Dプリンター MP select mini 最適温度制御(PID)

3Dプリンター本体

MP select miniにベタ惚れ状態です。

そんな中、以前の記事でも紹介したwebの中で、なんと、select miniに最適化された温度制御設定が記載されていました。

select miniに関わらず、3Dプリンターはホットエンド(フィラメントを吐出する場所)の温度制御が重要です。

これまで、温度制御が良くないという感覚はなかったのですが、更に使い勝手がよくなるかもしれないので、チャレンジしてみます。

Pronterfaceで3Dプリンターと連結

今回、設定された温度制御プログラムはPID制御(Proportional Integral Differential 比例-微分-積分)によって設定されたものだそうです。

3DプリンターのコントロールはGコードで行なっていますが、設定された温度制御設定値をGコードでプリンタに送ります。

使用したプログラムはPronterfaceです。コチラからプログラムを入手してください。

私はmacですが、windows版もあります。

解凍してインストール後、立ち上げると、こんな感じの画面になります。

こんな感じ、というのは、Windowsとmacで違うかもしれないからです。


USBコードでパソコンとMP select miniを繋ぎ、Resetを押します。

すると、MP select miniとパソコンが連結され、画面の色が濃く変わります。

これで、Gコードを送り込む準備はできました。

温度制御プログラム導入

まずは、きちんと制御されているか、中のプログラムを確認してみましょう。

右下の枠に


M501

と入力して、sendを押してください。

ずらっと、Gコードが出力されればOKです。なお、上記画面はすでに温度制御プログラムを入れた後なので、全く同じにはなりません。

さて、いよいよ温度制御プログラムを入れます。

先ほどと同様に、右下の枠に

M301 P36.00 I0.012 D72.00 C0.12 L2

と入力し、Sendを押します。このコードでホットエンドのPID設定を行なっています。

その後

M500

と入れて、Sendを押します。これで、先ほどのコードが保存されます。

続いて、ベッドの設定を行います。

M304 P106.56 I0.024 D96.81

と入れて、Sendを押します。同様に、

M500

と入力、sendでセーブです。

念のため、最後に

M501

でコードが保存されたか、確認してください。

これで終了です。

効果は・・・・・正直、わかりませんが、ABSでの層間剥離もなくなってきたので、良くなったはずです。